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1982年4月~6月 ブログトップ
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ふられてBANZAI [1982年4月~6月]

作詞:松本隆 作曲:筒美京平 編曲:後藤次利 '82年3月31日(水)発売 歌:近藤真彦
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=37832
近藤真彦の6thシングル「ふられてBANZAI」は1982(昭和57)年3月31日に発売され、4月12日のオリコンチャートで1位に初登場。自身4作連続、通算5作目の初登場1位を記録した。100位以内登場17週、売上53.0万枚。
サビの♪BANZAI~の部分では、右手を広げながら上下左右に振る。声が若いね。よく片岡鶴太郎にものまねされていた。
近年、コンサートを毎年日本武道館で行うようになり、現在、21年ぶりに全国ツアーを展開しているマッチは、恥ずかしそうにこの踊りをしている。
アレンジはブラススタイルになっており、武道館コンサートを北東スタンドから見ていたとき、目の前でブラス隊が加わるのを見ると、「ふられてBANZAI」になるんだなというのがわかるほど。編曲したのは当時30歳の後藤次利だが、'80年の「TOKIO」「恋のバッド・チューニング」(いずれも沢田研二)から続けて聴いてみると、ベース音がズンズンとなる後藤氏のカラーが確立されていくのがわかる。後に後藤氏は作詞家の秋元康とタッグを組み、おニャン子クラブ、とんねるずに多くの楽曲を、さらに秋元氏はかかわっていないが、おニャン子OGである工藤静香の曲についてもほとんど作・編曲を担当。とんねるずと静香のコンサートツアーでは、ベーシストとして参加していた。

この7枚組CDのDISC-2の11曲目に収録

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思いきりアメリカン [1982年4月~6月]

作詞:竜真知子、杏里 作曲:小林武史 編曲:佐藤準 '82年4月21日(水)発売 歌:杏里
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=37293
年男&年女アーティストシリーズ丑年編の最後は、昨年11月にデビュー30周年を迎えた杏里。1961(昭和36年)8月31日生まれだ。
「CAT'S EYE」でブレイクする1年前にリリースした「思いきりアメリカン」は杏里が一部ではあるが、初めて自ら詞を手がけたシングル。当時売れっ子だった竜真知子との共作。作曲はミュージシャンとしてまさに駆け出しだった頃の小林武史。編曲は後に数多くのおニャン子クラブ関係の作品を担当した佐藤準。オリコン最高位74位、100位以内登場10週、売上2.7万枚。
男性コーラスのイントロに続き、手拍子はA、Bメロが「パン、パパン」、サビは普通にするとよい。
レコードジャケットを見ると、いかにも'80年代前半のスポーティな女子大生というファッションだ。
「思いきりアメリカン」より前には「涙を海に返したい」「コットン気分」「砂浜」といった曲があり、「杏里=夏」というイメージは初期の頃から実は定着していた。「涙を海に返したい」はデビュー曲「オリビアを聴きながら」と同じく尾崎亜美の書き下ろし。

このCDの5曲目に収録

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聖母たちのララバイ [1982年4月~6月]

作詞:山川啓介 作曲:木森敏之、John Scot 編曲:木森敏之 '82年5月21日(金)発売 歌:岩崎宏美
http://www.uta-net.com/user/phplib/view_0.php?ID=4269
11月12日で49歳になった岩崎宏美。代表作とも呼べる「聖母(マドンナ)たちのララバイ」は通算28枚目のシングル。発売の前年、昭和56年9月29日にスタート、24年続いた日本テレビ系「火曜サスペンス劇場」の初代主題歌として起用され、発売前からヒットが期待され、オリコンチャートでは登場2週目の6月7日付から4週連続で1位。当時デビュー8年目の宏美さんにとっては2ndの「ロマンス」、3rdの「センチメンタル」に続く3曲目の1位獲得曲となった。100位以内登場30週、売上80.4万枚。さらに58年の第55回選抜高校野球の入場行進曲にも採用された。「センチメンタル」も48回大会の行進曲になっている。
第13回日本歌謡大賞を受賞したが、作曲者に外国人絡んでいる関係から日本レコード大賞の受賞対象にはならかった。同様のケースは昭和54年、元々外国曲だったものをカヴァーした西城秀樹の「YOUNG MAN(Y.M.C.A)」がある。
なぜレコード大賞の候補からはずされたのかというと、受賞楽曲が映画「ファイナル・カウントダウン」のBGMの一つ「ミスター&ミセスタイドマン(Mr.and Mrs.Tideman)」とメロディが似ていると同作の作曲者から指摘される。本作作曲者の木森敏之(1947.7.24-1988.4.11)がこの類似点を盗作と認めたため、作曲クレジットが木森氏と、類似性の指摘された映画のメインテーマの作曲者であるジョン・スコットとの併記という共作クレジットに修正された。この結果、外国人作家が製作した楽曲を大賞外とする日本レコード大賞の基準に当てはまり、大賞どころかノミネートにも至らなかった。最終的には作曲者のクレジットがジョン・スコットとの併記となったが、現在でも木森単独の作曲とする資料や、コンピレーション盤が複数存在している。なお、曲の後半は木森氏のオリジナルであることを注記しておく。

このCDの曲目に収録


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LAHAINA [1982年4月~6月]

作詞:ちあき哲也 作曲:矢沢永吉 '82年4月10日(土)発売 歌:矢沢永吉
http://www.uta-net.com/user/phplib/view_0.php?ID=38483
資生堂'82夏のキャンペーンソングに起用されたのが「LAHAINA」。矢沢氏自身もCMに出演していた。「ラハイナ」とはハワイにある地名。オリコン最高位16位、100以内登場20週、売上19.3万枚。
曲は夕暮れ時に聴くのが向いているほどにゆったりとしていて、ジャケット写真も木と海の風景になっている。ところが後にジャケットは新しくなり、ここではピーカンのプールサイドで男女がキスしている写真になった。ビキニ姿の女性が後姿で、男性の方は顔をはじめ、右半身が完全に隠れている。スーツが上下白で、矢沢氏、そして彼のコンサートを見る人がよく着ていそうな恰好だが、この男性は矢沢氏なのか?

このCDの7曲目に収録


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熱い想い [1982年4月~6月]

作詞:飛鳥涼、松井五郎 作曲:飛鳥涼 編曲:平野孝幸 '82年4月25日(日)発売 歌:チャゲ&飛鳥
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=37310
チャゲ&飛鳥の6thシングル。オリコン最高位51位、100位以内登場10週、売上3.8万枚。ベストアルバム、あるいはニューアレンジが収録されているアルバム『PRIDE』を持っている人はさすがに知っているけど、当時はあまり売れた曲ではなかった。
チャゲアス→結婚式→「SAY YES」と連想する人がほとんどだろうが、「熱い想い」と答える人がどのくらいいるだろう。
この曲を5月23日、初めてコンサートで聴くことができた。しかも次に歌った曲がチャゲアスファンの中で一番の人気を誇る「PRIDE」(2枚組アルバム『PRIDE』のDISC-1の2曲目)なのだから、ボロボロ泣いてしまった。こんな体験は初めてだった。

このCDの10曲目に収録


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おまえにチェックイン [1982年4月~6月]

作詞:柳川英巳 作曲:大沢誉志幸 編曲:伊藤銀次 '82年5月1日(土)発売 歌:沢田研二
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=55595
沢田研二36枚目のシングル「おまえにチェックイン」は1982(昭和57)年5月1日に発売。オリコン最高位8位、100位以内登場19週、売上27.4万枚。アダムとイヴの物語を現代に置き換え、二人がホテルで愛し合う様子を描いている。
♪チュルルル チュッチュッチュッチューヤ♪と歌うイントロと間奏。1サイクルにつき4回歌い、4回目の音程は若干違う。このコーラスパートは沢田氏、作曲の大沢誉志幸、編曲の伊藤銀次、そして佐野元春の4人によるもの。
6月1日発売の10曲入りアルバム『A WONDERFUL TIME』の先行シングル。同アルバムには1曲目に収録されている。シングルのジャケットやアルバムの歌詞カードに表記されている通り、正確には「おまえにチェックイン"」とタイトルの前後に"(引用符)を用いる。ただし同アルバムにも記号が抜けている箇所があり、その他ベストアルバム等にも抜けているものが多いなど、公式資料でも表記は統一されていない。
前年のシングル「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」以来で、再びジャケットに「SONGS By KENJI SAWADA with EXOTICS」とバックバンドの名称が併記されている。しかし、ジャケット写真は沢田氏が単独で写ったものになっている。
この曲で大沢誉志幸という作曲家の名が知られるようになったが、それから2年後、大沢氏の歌手としての最初のヒット曲で先日このブログでも紹介した「その気×××(Mistake)」のコーラスにも通じている。
当時の沢田氏はまだトップテンの常連で、次新曲を出すときはどんな衣装で登場するかを楽しみにしていた。メイクは今でいう「ヴィジュアル系」で、とにかくカッコイイ。

この3枚組CDのDISC-3の6曲目に収録


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急いで!初恋 [1982年4月~6月]

作詞:松本一起 作曲:小杉保夫 編曲:大谷和夫 '82年4月21日(水)発売 歌:早見優
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=57025
「元祖・バイリンガルアイドル」早見優がデビューして25年経った。ハワイ育ちらしく小麦色に焼けた肌、そして抜群のスタイルという健康美で'80年代を代表するアイドルの一人。現在も松本伊代、堀ちえみの同期デビュー組とともに「キューティーマミー」というユニットを組んでいるね。
デビュー曲「急いで!初恋」は本人出演の「恋コロン、髪にもコロン、ヘアコロンシャンプー」のCMソング。オリコン最高位36位、100位以内登場13週、6.3万枚の売上。
イントロがおもしろい。最初の4拍子×2はとても早いリズム、続いて3拍子×4、4拍子×5/4という構成で、♪君の顔に深呼吸♪というサビで始まる。
さすがハワイ育ち。♪Sweet Sweet Sweet Dreaming my Love♪サビ、そしてBメロで♪Diary♪と歌われる英語の発音に圧倒された。
Cメロの前半4小節♪お願いよ 急いで!初恋 夏はそこまで来てるのよ♪は「パン パパン」のリズムでね。
曲のフルコーラスは3分20秒ほど。最初の2小節と最後の2小節を合わせると、フジテレビの「スーパーニュース」終盤のお天気コーナー開始のジングルだよ。

この2枚組CDのDISC-1の1曲目に収録


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匂艶THE NIGHT CLUB [1982年4月~6月]

作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ ‘82年5月21日(金)発売 歌:サザンオールスターズ
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=36132

昭和57年2月28日、サザンオールスターズの桑田佳祐、原由子夫妻が結婚式を挙げた。つまり銀婚式をこのほど迎えた。あの日はファンクラブ「サザンオールスターズ応援団」から3,000人の会員も招待され、一緒に祝福。2人にプレゼントされた高さ7.7mの特大ウェディングケーキは会員の皆様のカンパで製作された。
両氏の結婚後最初のシングルが「匂艶(にじいろ)THE NIGHT CLUB」。オリコン最高位8位、100位以内登場20週、28.3万枚の売上。第24回日本レコード大賞ベストアルバム賞を受賞したアルバム『NUDE MAN』には5曲目に収録されている。
ブラスで始まるイントロが高揚感を誘う。2行目の歌詞が♪薄手のブラが裸の中身も通す♪である。当時小学6年生だった私だが、なんて刺激的な歌詞の曲に夢中になっていたんでしょう。♪背中に熱い…♪と歌われるBメロに入る前のブラスもさらなる期待感を煽る。2コーラス目後は“情熱的な”コーラスパートに続き、♪Fu Fu Fu-♪と繰り返えされるコーラスがかぶるサビ、“One More Time”の掛け声に続き、何歌ってんだかわからないスキャット、1コーラス目のサビ、最後は♪俺のKissはきっと痛いよ!! I love you babe……♪と歌う。
B面の「走れ!!トーキョー・タウン」はスタイリッシュなナンバー。最後はエフェクトがかかった声で桑田氏が「終わり」と言っている。
このCDの5曲目に収録
NUDE MAN


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原宿キッス [1982年4月~6月]

作詞:宮下智 作曲:筒美京平 編曲:船山基紀 '82年5月8日(土)発売 歌:田原俊彦
http://www.uta-net.com/user/phplib/view_0.php?ID=3699
田原俊彦9枚目のシングル「原宿キッス」は1982(昭和57)年5月8日に発売。5月17日付のオリコンチャートでの初登場から3週連続で1位を獲得。100位以内登場14週、売上40.6万枚。
イントロとサビに入る前のメロディがスタン・ハンセン(元プロレスラー)の入場曲「サンライズ」と微妙に似ている。
歌詞にある通りの仕草でタクシーを止められたらすごいよね。
Aメロの♪AH HA♪の後にはそれぞれ♪Hey Hey Hey♪、サビの裏メロは♪Kiss Kiss Kiss Kiss♪の女性コーラスが入る。
1コーラス目に“お茶しない”という誘い言葉があるが、このフレーズを初めて使われた楽曲だと思われる。
♪だめなら~原宿motion♪の部分をじっくり読んでみて思ったけど、ナンパを拒否されて今実際これをやったら強制わいせつ罪で逮捕されるぞ。
歌に出てくる女性の髪形はやっぱりポニーテール。原宿→竹の子族→ポニーテールという図式だったよね。
このCDの9曲目に収録
田原俊彦A面コレクション


スローモーション [1982年4月~6月]

作詞:来生えつこ 作曲:来生たかお 編曲:船山基紀 '82年5月1日(土)発売 歌:中森明菜
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=36116
今日は中森明菜の41歳の誕生日ということで、このコーナーでは初めて明菜ちゃんの曲を取り上げる。まずはデビュー曲の「スローモーション」にしよう。
山口百恵、桜田淳子など数々のアイドルを輩出した伝説のオ-ディション番組「スタ-誕生」で、番組史上最高点をマークしてデビュ-のきっかけを掴んだ明菜ちゃんにつけられた最初のキャッチフレ-ズは「ちょっとエッチな美新人娘(ミルキーっこ)」。
1982(昭和57)年にリリ-スされたこのデビュ-・シングルは、まさにミルキ-色したワンピ-スが似合いそうな爽やかな清純路線だった。作詞、作曲を手がけたのは、来生えつこ・たかお姉弟で、'81(昭和56)年に薬師丸ひろ子主演の映画「セ-ラ-服と機関銃」の主題歌「夢の途中」を書きおろしたことでもおなじみのコンビ。ピアノを前面に押し出した、これぞ優しさあふれる来生メロディだ。 最後のピアノのリタルダンドは涙モノだ。たかお氏は'83年12月1日に発表したアルバム『Visitor』で、「スローモーション」をセルフ・カヴァーしている。
淡い恋の始まりをえがいた歌詞といい、澄んだボ-カルといい、初々しくてどこから切っても正統派アイドルな楽曲。その後の明菜ちゃんをイメ-ジして聴くと、歌い出しからして新鮮だ。
初登場が58位で、発売当初はあまりヒットしなかったが、2ndシングル「少女A」、3rdシングル「セカンド・ラブ」が立て続けに大ヒットし、トップアイドルの地位を不動のものにしている間、この「スローモーション」はオリコンチャートTOP100でコツコツと売上を重ね、最高位こそ30位だが、100位以内登場39週、17.4万枚を売り上げるロングセラーとなっていった。
B面の「条件反射」はロック調で、このレコードを発売当時買って聴いていた人は、「少女A」を聴いても私のようにはショックを受けていないと思う。新人アイドルとして彼女の実力をアピールするための作品色が強く、元々はギターインストゥルメンタルの楽曲。当初収録は疑問視されるが、複雑なリフが折り重なったギターメロを明菜ちゃんはあっさりと歌いこなし周囲を驚かせた。
7月1日発売の10曲入り1stアルバム『プロローグ(序幕)』には、「スローモーション」が7曲目、「条件反射」が4曲目に収録されている。
リリースしてからちょうど3年後のにリリースされた'85(昭和60)年5月1日発売の映像作品『はじめまして 中森明菜』に、「スローモーション」のレコーディング風景が収録されている。現在でもライヴで歌われる曲で、本人も非常に思い入れのある、大好きな曲である。実際「少女A」が発売後にヒットした時にも「「少女A」よりも、「スローモーション」の方が好きです」と発言していた。

この2枚組CDのDISC-1の1曲目に収録
Recollection~中森明菜スーパー・ベスト~


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