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聖母たちのララバイ [1982年4月~6月]

作詞:山川啓介 作曲:木森敏之、John Scot 編曲:木森敏之 '82年5月21日(金)発売 歌:岩崎宏美
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11月12日で49歳になった岩崎宏美。代表作とも呼べる「聖母(マドンナ)たちのララバイ」は通算28枚目のシングル。発売の前年、昭和56年9月29日にスタート、24年続いた日本テレビ系「火曜サスペンス劇場」の初代主題歌として起用され、発売前からヒットが期待され、オリコンチャートでは登場2週目の6月7日付から4週連続で1位。当時デビュー8年目の宏美さんにとっては2ndの「ロマンス」、3rdの「センチメンタル」に続く3曲目の1位獲得曲となった。100位以内登場30週、売上80.4万枚。さらに58年の第55回選抜高校野球の入場行進曲にも採用された。「センチメンタル」も48回大会の行進曲になっている。
第13回日本歌謡大賞を受賞したが、作曲者に外国人絡んでいる関係から日本レコード大賞の受賞対象にはならかった。同様のケースは昭和54年、元々外国曲だったものをカヴァーした西城秀樹の「YOUNG MAN(Y.M.C.A)」がある。
なぜレコード大賞の候補からはずされたのかというと、受賞楽曲が映画「ファイナル・カウントダウン」のBGMの一つ「ミスター&ミセスタイドマン(Mr.and Mrs.Tideman)」とメロディが似ていると同作の作曲者から指摘される。本作作曲者の木森敏之(1947.7.24-1988.4.11)がこの類似点を盗作と認めたため、作曲クレジットが木森氏と、類似性の指摘された映画のメインテーマの作曲者であるジョン・スコットとの併記という共作クレジットに修正された。この結果、外国人作家が製作した楽曲を大賞外とする日本レコード大賞の基準に当てはまり、大賞どころかノミネートにも至らなかった。最終的には作曲者のクレジットがジョン・スコットとの併記となったが、現在でも木森単独の作曲とする資料や、コンピレーション盤が複数存在している。なお、曲の後半は木森氏のオリジナルであることを注記しておく。

このCDの曲目に収録


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