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スローモーション [1982年4月~6月]

作詞:来生えつこ 作曲:来生たかお 編曲:船山基紀 '82年5月1日(土)発売 歌:中森明菜
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=36116
今日は中森明菜の41歳の誕生日ということで、このコーナーでは初めて明菜ちゃんの曲を取り上げる。まずはデビュー曲の「スローモーション」にしよう。
山口百恵、桜田淳子など数々のアイドルを輩出した伝説のオ-ディション番組「スタ-誕生」で、番組史上最高点をマークしてデビュ-のきっかけを掴んだ明菜ちゃんにつけられた最初のキャッチフレ-ズは「ちょっとエッチな美新人娘(ミルキーっこ)」。
1982(昭和57)年にリリ-スされたこのデビュ-・シングルは、まさにミルキ-色したワンピ-スが似合いそうな爽やかな清純路線だった。作詞、作曲を手がけたのは、来生えつこ・たかお姉弟で、'81(昭和56)年に薬師丸ひろ子主演の映画「セ-ラ-服と機関銃」の主題歌「夢の途中」を書きおろしたことでもおなじみのコンビ。ピアノを前面に押し出した、これぞ優しさあふれる来生メロディだ。 最後のピアノのリタルダンドは涙モノだ。たかお氏は'83年12月1日に発表したアルバム『Visitor』で、「スローモーション」をセルフ・カヴァーしている。
淡い恋の始まりをえがいた歌詞といい、澄んだボ-カルといい、初々しくてどこから切っても正統派アイドルな楽曲。その後の明菜ちゃんをイメ-ジして聴くと、歌い出しからして新鮮だ。
初登場が58位で、発売当初はあまりヒットしなかったが、2ndシングル「少女A」、3rdシングル「セカンド・ラブ」が立て続けに大ヒットし、トップアイドルの地位を不動のものにしている間、この「スローモーション」はオリコンチャートTOP100でコツコツと売上を重ね、最高位こそ30位だが、100位以内登場39週、17.4万枚を売り上げるロングセラーとなっていった。
B面の「条件反射」はロック調で、このレコードを発売当時買って聴いていた人は、「少女A」を聴いても私のようにはショックを受けていないと思う。新人アイドルとして彼女の実力をアピールするための作品色が強く、元々はギターインストゥルメンタルの楽曲。当初収録は疑問視されるが、複雑なリフが折り重なったギターメロを明菜ちゃんはあっさりと歌いこなし周囲を驚かせた。
7月1日発売の10曲入り1stアルバム『プロローグ(序幕)』には、「スローモーション」が7曲目、「条件反射」が4曲目に収録されている。
リリースしてからちょうど3年後のにリリースされた'85(昭和60)年5月1日発売の映像作品『はじめまして 中森明菜』に、「スローモーション」のレコーディング風景が収録されている。現在でもライヴで歌われる曲で、本人も非常に思い入れのある、大好きな曲である。実際「少女A」が発売後にヒットした時にも「「少女A」よりも、「スローモーション」の方が好きです」と発言していた。

この2枚組CDのDISC-1の1曲目に収録
Recollection~中森明菜スーパー・ベスト~


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