SSブログ
1993年1月~3月 ブログトップ

酒きずな [1993年1月~3月]

作詞:石本美由起 作曲:水森英夫 編曲:馬場良 '93年1月21日(木)発売 歌:天童よしみ
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=33375今年5月27日、作詞家の石本美由起(本名:石本美幸)が心不全で亡くなった。享年85歳。
昭和23年に「長崎のザボン売り」(小畑実)でデビューし、続く「憧れのハワイ航路」(岡晴夫)もヒットしてプロ作詞家に。「港町十三番地」(美空ひばり)など、ヒット曲を数多く作った。
昭和58年に「矢切の渡し」(細川たかし)、59年に「長良川艶歌」(五木ひろし)で日本レコード大賞を2年連続受賞したのが、作詞家としての最大のハイライト。2曲ともすでにこのブログで紹介済み。
今、女性演歌歌手を代表する存在といえば、天童よしみだろう。平成5年1月21日に発売された「酒きずな」はオリコン最高位34位、100位以内登場42週、売上32.0万枚。同年の第44回NHK紅白歌合戦に初出場を果たした。
本名が吉田芳美の天童氏といえば、少女時代から数々のコンテストに出演し、「天才少女」と呼ばれた。この芸名でデビューする前は、「吉田よしみ」名義でテレビアニメ「いなかっぺ大将」の主題歌「大ちゃん数え唄」を昭和45年に発売したが、この曲も作詞は石本氏だ。
石本氏の訃報を聞いた天童氏は、「先生にはいろいろ曲を書いていただきましたが、『酒きずな』で紅白に出場したときは大変喜んでくださいました。今、私があるのは先生のおかげ」と振り返った。
「歌は詞、曲、歌唱の三位一体で作られる総合芸術」と話していた石本氏の名曲は、これからも歌い継がれていく。

このCDの6曲目に収録

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

東京/心花(ときめき)よ [1993年1月~3月]

「東京」作詞:松井五郎 作曲:矢沢永吉 http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=37197
「心花(ときめき)よ」作詞:大津あきら 作曲:矢沢永吉 http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=55817
'93年2月10日(水)発売 歌:矢沢永吉
昨日、還暦を迎えた矢沢永吉の曲を今日も取り上げる。
今日紹介するのは両A面シングル「東京/心花(ときめき)よ」。1993年2月10日発売。オリコン最高位6位、100位以内登場10週、売上31.1万枚。7月には夏期限定ジャケットで再発売されている。
「東京」はとてもムーディで大人のメロディだ。日本テレビ系ドラマ「はだかの刑事」の主題歌としても使われた。
「心花よ」は、矢沢氏が'92年秋の発売以来長年CMキャラクターを務めたサントリー缶コーヒー「BOSS」のCMソング第1弾。
3月31日発売のアルバム『HEART』にはそれぞれ5、6曲目に収録されている。同アルバムの8曲目「黄昏に捨てて」と4曲目「闇の中のハリケーン」は10月27日にシングルカットされ、「黄昏に捨てて」はBOSSのCMソング第2弾となっている。

このCDの5、6曲目に収録

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

優しい雨 [1993年1月~3月]

作詞:小泉今日子 作曲:鈴木祥子 編曲:白井良明 '93年2月3日(水)発売 歌:小泉今日子
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=37380
今日2月4日は小泉今日子の43歳の誕生日だ。最近、久々に歌手としてテレビやラジオに登場する機会があり、往年を知る者としてはとてもうれしい。
1月21、28日の「SONGS」(NHK)にキョンキョンが出演した。昨年リリースしたアルバム『Nice Middle』からの曲はもちろん、「木枯しに抱かれて」やそしてゴスペルスタイルでの「艶姿ナミダ娘」といった'80年代のナンバー、自分で作詞するようになった'90年代からは「あなたに会えてよかった」「優しい雨」、井上陽水と奥田民生との共作である「月ひとしずく」を歌った。
「優しい雨」は一昨年になると杏里がアルバム『tears of anri』で、伴都美子がアルバム『Voice ~cover you with love~』で、河口恭吾がアルバム『君を好きだったあの頃』で相次いでカヴァーしていることで改めて注目を集めている。キョンキョンのシングル曲としてはミリオンヒットした「あなたに会えてよかった」に次ぐ売上を記録。オリコン最高位2位、100位以内登場15週、売上95.9万枚。作曲はシンガーソングライターの鈴木祥子。キョンキョンも出演したドラマ「愛するということ」主題歌。
20代も後半になったキョンキョンの、すっかり「大人のシンガー」としてのイメージが強くなったバラード。Aメロ、Bメロは低音を中心に展開し、サビは高めになるが、それでも一番高い音が1度上の「ド(#)」で、♪ふーたりー~の“た”がそれにあたる。
ピュアなラヴ・ストーリーだった「愛するということ」はTBS系で平成5年1月8日~3月19日の金曜21時台に放映された。主演は緒形直人とキョンキョン。高島礼子をこのドラマで知った。OL、カーレーサー、レースクイーンを経て芸能界入りした高島さんは、女優としてまだ駆け出しの頃だった。

このCDの3曲目に収録

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:音楽

負けないで [1993年1月~3月]

作詞:坂井泉水 作曲:織田哲郎: 編曲:葉山たけし '93年1月27日(水)発売 歌:ZARD
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=37341
今日、人気バンド「ZARD」のヴォーカル・坂井泉水(本名:蒲池幸子(かまち・さちこ))さんが入院先の慶應義塾大学病院で脳挫傷のため27日に死亡したという訃報が入った。享年40歳。
事務所によると、坂井さんは昨年6月に子宮頚がんのため摘出手術を受け、入退院を繰り返したが、肺への転移が見つかったため、今年4月に同病院に入院。26日、日課にしている散歩から病室に戻る途中で、前日の雨で濡れていたた踊り場で足を滑らせ約3m下の地面に転落し、後頭部を強打したという。
平成3年、「Good-by My Loneliness」でデビュー。5年1月27日にリリースした6枚目のシングル「負けないで」はフジテレビ系の“ボクたちのドラマシリーズ”「白鳥麗子でございます!」エンディングテーマに起用され、ZARD初のオリコン1位を獲得、100位以内登場18週、164.5万枚とZARD最大のヒット。翌年の第66回選抜高校野球大会の入場行進曲になり、音楽の教科書にも採用された。
30代の方にとってZARDは青春の一ページだったが、「負けないで」に関しては今でも日本テレビの24時間テレビのマラソン走者を務めるタレントへの応援歌にもなっていて、若い人でも知らない人はいない曲となっている。
その後もZARDは「揺れる想い」「マイ フレンド」といったミリオンヒットを出すなど、日本を代表するグループと表現するべきなのだが、ヴォーカルの坂井さんをはじめ、メディア露出はほとんどされず、ライヴ活動でさえデビュー9年目まで行われなかった。今秋にニューアルバム&ライヴツアーが予定されていたと言うだけに残念だ。坂井さんのご冥福をお祈りします。

この2枚組CDのDISC-1の4曲目に収録


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:音楽
1993年1月~3月 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。