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1988年10月~12月 ブログトップ

1969の片想い [1988年10月~12月]

作詞:秋元康 作曲:桑村達人 編曲:西本明 '89年10月25日(水)発売 歌:稲垣潤一
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=37388
JTの「SomeTime Light」というたばこのCMソングは1987年以降、「SURF & TEARS」(杏里)、「微笑みに乾杯」(安全地帯)、「1969の片想い」(稲垣潤一)、「Heaven Knows」(浜田麻里)と続いた。
第3弾として'89年10月25日に発売された「1969の片想い」。“1969”の読み方は、英語で2ケタごとに区切る。
'92年12月2日には、この曲をはじめ、テレビドラマやバラエティ番組の主題歌・挿入歌、TVCM起用曲を集めた『ON TELEVISION』が発売され、この曲も4曲目に収録されている。直前に発売された自身最大のヒット曲「クリスマスキャロルの頃には」の効果もあり、このベストアルバムも大ヒットした。
曲は学生だった20年前、片想いしていた自分を振り返った内容。ほろ苦さを歌っている割には、曲調は明るい。CMで露出が多かった割には、オリコンチャートでは最高位25位、100位以内登場5週、売上2.2万枚と伸び悩んだ。「作詞:秋元康、歌:稲垣潤一」といえば、互いにとってのブレイク作となった「ドラマティック・レイン」、そして「クリスマスキャロルの頃には」があるが、『ON TELEVISION』を聴くと、他にも秋元氏の作詞作品がこれだけあるんだというのがわかる。

このCDの10曲目に収録

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くちづけが止まらない [1988年10月~12月]

作詞:さがらよしあき 作曲:矢沢永吉 '88年11月30日(水)発売 歌:矢沢永吉
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=37934
1月ということで、今年年男、年女のアーティスト紹介をするが、第1回は1949(昭和24)年9月14日生まれの矢沢永吉。そう、永ちゃんは今年、還暦を迎えるんです!!
昭和から平成に年号が変わる世代に生まれた人がついに成人式を迎えたが、年号が変わった時点での最新シングル「くちづけが止まらない」は、東芝EMI(現「EMIミュージックジャパン」)移籍第3弾シングル。
昭和63年7月6日に「共犯者」、9月21日に「ニューグランドホテル」をリリースし、またしても3ヵ月もしないうちに新曲という、精力的に新作発表をしていた。しかし、純粋な意味での新曲ではなく、このシングル3曲は7月21日発売のアルバム『共犯者』にも収録されているので、「共犯者」はアルバムからの先行シングル、「ニューグランドホテル」と「くちづけが止まらない」はアルバムからのシングルカットと書いた方が正しい。そのため、「くちづけが止まらない」のオリコンデータは最高位42位、100位以内登場7週、売上2.0万枚にとどまっている。
移籍後3作続けて銀座ジュエリーマキ・カメリアダイヤモンドCMイメージ・ソングに起用された。「ニューグランドホテル」同様、吠えるように歌う部分はなく、ロックというよりは、今風の言葉でいえば“J-BALLAD”と表現した方が適していると思う。
B面の「ルイジアンナ」はキャロル時代の代表作と呼べる曲。キャロルの曲をセルフ・カヴァーして昭和60年11月28日にリリースしたアルバム『TEN YEARS AGO』制作時にはレコーディングしながらも収録されなかった。こちらはアルバム未収録。

このCDの8曲目に収録

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TRAIN-TRAIN [1988年10月~12月]

作詞・作曲:真島昌利 編曲:THE BLUE HEARTS '88年11月23日(水)発売 歌:THE BLUE HEARTS
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=36128
昭和最後の世代、そして平成元年の早生まれが成人式を迎えたということで、昭和から平成に元号が変わった頃に生まれた世代でもみんな知っている曲を紹介する。
メルダックレコードからのメジャーデビュー曲「リンダリンダ」がヒットしたことで一躍注目を浴びたパンクロックバンド「THE BLUE HEARTS」(以降「ブルハ」)の第3弾シングル「TRAIN-TRAIN」は、昭和64年1月6日~平成元年3月24日までの全11回放映(2月24日は昭和天皇の大喪の礼のため休止)されたTBS系金曜21時台ドラマ「はいすくーる落書」の主題歌に起用され、ブルハの人気を不動のものとした。オリコン最高位5位、100位以内登場27週、売上26.4万枚。
曲構成はAメロとサビだけという簡潔なところがブルハらしい。さらに「天国」と「地獄」、「いい奴」と「悪い奴」といった対称性、「見えない自由」と「見えない銃」、「記念日」と「記念碑」といった押韻がより歌詞を覚えやすくさせている。
イントロはなく、1コーラス目はAメロを2回歌うが、1回目はウォーミングアップのようにピアノソロをバックに歌い、2回目に入る前の8小節の間奏からはギターを主旋とし、ドラムとピアノとベースがリズムとして激しく弾かれている。サビを歌い終わると、またこの8小節の間奏が演奏され、2コーラス目のAメロ、サビと続く。ここで楽器はクールダウンになり、ピアノソロが8小節。続いて冒頭の要領で3コーラス目のAメロを歌う。♪剥き出しにして走って行く~から再び激しい演奏に戻る。アウトロもなく、一番最後の♪どこまでも♪と歌われるが、“こまで”は2拍3連。
平成2年7~9月期には「はいすくーる落書2」が同じ時間帯で放映され、7月25日発売の主題歌「情熱の薔薇」は51.2万枚という、ブルハ最高のヒット作になった。こちらについては2007年9月21日にこのブログで紹介済みなので参照してほしい。

このCDの10曲目に収録


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とんぼ [1988年10月~12月]

作詞・作曲:長渕剛 編曲:瀬尾一三、長渕剛 '88年10月26日(水)発売 歌:長渕剛
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=36225
2009年最初に紹介する曲は長渕剛のミリオンヒット曲「とんぼ」だ。間奏部分は♪ウーウーウーウーウウーウウウウーウー~とスキャットを歌うので、休みがない。
昨季現役を引退したプロ野球の清原和博の登場曲として、この曲がヒットしていた20年前にはまだ生まれていない世代でもみんな知っている曲だ。10月1日、オリックスvsソフトバンク(京セラドーム大阪)の試合後に行われた清原氏の引退セレモニーで駆けつけた長渕氏は「とんぼ」を歌い、スタンドは普段のライヴと変わらぬ熱狂モードだった。
「とんぼ」は長渕氏が主演し、昭和63年10月7日~11月25日の金曜21時台にTBS系で放映された同タイトルドラマの主題歌。長渕氏と同じ鹿児島県出身の哀川翔はこのドラマがで実質俳優初挑戦で、以降本格的に俳優業に乗り出すことになった。ヤクザを題材としたドラマであり、ゴールデンタイムにはそぐわない内容だったが、当時長渕氏が人気絶頂だったこともあり、平均視聴率約18%と高視聴率を得た。このドラマを境に長渕氏は一貫して俳優としてはヤクザ路線を歩んでいくことになる。
オリコンチャートでは11月7日付で1位に初登場。翌週も1位。11月21日付では「じれったいね」(少年隊)、11月28日付では「Witches」(中山美穂)に明け渡していたが、12月5日付で1位に返り咲くと、昭和の年号で最後のチャートとなる64年1月2日付まで5週連続、計7週1位を獲得した。100位以内登場31週、売上103.5万枚。平成の年号に入ってから初めてミリオンセラーになったシングルとなった。
平成元年3月25日発売のアルバム『昭和』には4曲目に収録されている。

このCDの4曲目に収録


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剣の舞 [1988年10月~12月]

作詞:康珍化 作曲:馬飼野康二 編曲:椎名和夫 '88年10月10日(月)発売 歌:光GENJI
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=36019
光GENJI5枚目のシングル「剣の舞」は昭和63年10月24日のオリコンチャートに1位で初登場。翌週も1位。100位以内登場23週、売上60.8万枚。
光GENJIといえばローラースケート。この曲ではそれだけでなく、剣を持った踊りが斬新だった。当時バックで踊っていたグループは、平家派」といい、後にV6のメンバーとなる坂本昌行と長野博、そして後に俳優「反町隆史」となる野口隆史もいた。平家派はSMAPの前身「スケートボーイズ」出身のメンバーを中心に結成。剣を持ってのバックダンスを務めた。ただし、この頃SMAPは結成間もない頃だったので、SMAPのメンバーはここにはいない。平家派は更に次のシングル「地球をさがして」でもバックを担当し、小旗を振るダンスを務めた。

このCDの5曲目に収録


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Only Love/Destiny [1988年10月~12月]

「Only Love」作詞:大友康平 作曲:蓑輪単志  編曲:HOUND DOG http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=36650
「Destiny」作詞:大友康平 作曲:八島順一 編曲:HOUND DOG http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=36390
 '88年10月1日(土)発売 歌:HOUND DOG
「Only Love」はHOUND DOGの代表的なバラード作品だ。「おまえをひとりにはしない。どんなときも見てる。おまえだけ愛してる」というシンプルなラヴソング。
ソウル五輪中継をはじめ、1988年後半、日本テレビ系のスポーツ番組ではテーマソングとして流れた。五輪閉会式前日の10月1日に発売され、10月10日付のオリコンチャートで3位に初登場。100位以内登場19週、売上19.1万枚。
曲のテンポは1分間につき4分音符が84。イントロはなく、♪Only Love 胸に いつも願う~と歌われる。最後の♪おーまーえだーけがーーーー♪と伸ばすところはフェルマータになり、続く♪My Love♪で元のテンポに戻って歌い終わる。アウトロの最後の2小節はリタルダンド。
両A面の「Destiny」はスキーウェア「killy」のCMソングだった。こちらはHOUND DOGならではの男っぽい暑苦しさを抑えたロックナンバー。

このCDの12,2曲目に収録

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紅とんぼ [1988年10月~12月]

作詞:吉田旺 作曲:船村徹 編曲:南郷達也 '88年10月5日(水)発売 歌:ちあきなおみ
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=32270
オリコン最高位46位、100位以内登場24週、売上6.6万枚。
9月17日、ちあきなおみが還暦を迎えた。
昭和47年の第13回日本レコード大賞を受賞した「喝采」をはじめ、「四つのお願い」、「X+Y=LOVE」(“エックスプラスワイイコールラヴ”と読んでね)、「円舞曲」(これは“ワルツ”と読む)、「さだめ川」などのヒットで知られるちあみなおみが夫の病死を機に活動を停止してちょうど15年になった。夫は郷鍈治(1937.5.29-1992.9.11)という俳優で、宍戸錠の弟である。ちあき氏と結婚してから数年後に俳優を引退し、マネージャーとして妻を支えた。
よく新聞でちあき氏のCDの通信販売広告を見るが、今でも熱烈に支持されている。復帰してほしい歌手№1といってもよいのではないだろうか。
昭和63年、「役者」で久々にチャートインを果たしたちあき氏は10月5日、「紅とんぼ」をリリース。曲の読み方は“あかとんぼ”で、アクセントは“ハプニング”の感じでお願いする。
ヒットに恵まれなくなってからはコロッケがものまねをしていることで彼女のことを知った人が多い。しかし、「紅とんぼ」がヒット街道を歩み始めたことでテレビ出演が増え、10月発売の曲だったにもかかわらず、年末の「第39回NHK紅白歌合戦」に久々に出場し、この曲を歌った。
♪新宿駅裏 紅とんぼ♪と歌われているが、ヒットしていた当時、すでにこの店は存在していなかった。
とにかく聴くだけで暗い気持ちになるので、若い人は好かないだろう。でもこの曲をはじめ、どれだけちあき氏の世界が独自のものであるか、ぜひ聴いてみていただきたい。「X+Y=LOVE」はすぐに飛びつけると思うよ。

この2枚組CDのDISC-1の1曲目に収録


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Runner [1988年10月~12月]

作詞:サンプラザ中野 作曲:Newファンキー末吉 編曲:BAKUFU-SLUMP ‘88年10月21日(金)発売 歌:BAKUFU-SLUMP
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=35621
視聴率こそ低迷しているが、「NHK紅白歌合戦」で歌われたことがきっかけでヒットに火がついた楽曲は多い。現在の「千の風になって」のように。
それまでコミック・バンドのイメージが強かった爆風スランプ、というか当時の表記はBAKUFU-SLUMPだったが。メジャーデビュー5年目の昭和63年、紅白に初選出された。この舞台で披露した「Runner」はその後ヒットチャートを駆け上がり、オリコン最高位6位、100位以内登場35週、34.3万枚の大ヒット。今では日本国民の愛唱歌と呼んでも過言ではない。
爆風スランプはサンプラザ中野(vo)、パッパラー河合(g)、江川ほーじん(b)、ファンキー末吉(dr)というメンバー構成だが、「Runner」がリリースされた頃、江川さんはグループを脱退したため、ランキング番組に出演するたびにさまざまなバンド仲間のベーシストがサポートした。

このCDの8曲目に収録
決定版!!爆風スランプ大全集


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素直にI'm Sorry [1988年10月~12月]

作詞:藤井郁弥 作曲:藤井尚之 編曲:THE CHECKER'S FAM '88年10月21日(金)発売 歌:チェッカーズ
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=36386
さて、今日は中日が4度目のセ・リーグ優勝をした昭和63年の今頃の曲を紹介する。
「NANA」以降、チェッカーズのシングルはメンバーのオリジナル作になった。「素直にI'm Sorry」はその7作目。この路線になってからは好きな部類に入る曲だ。
サビのオーバーチュアに始まり、サックスがメインとなる間奏を経て1コーラス目に入る。
歌詞をじっくり読んでほしいが、恋愛経験のある人はこういう体験を誰でもしたんじゃないかな? 私はありませんが。詞が叙情的なのですぐに覚えられたよ。
2コーラス目のAメロが♪怒った声の……ドアをあけた♪と歌われているが、今「留守電」だったらもちろん自宅の固定電話ではなく携帯電話で、あまりこういうシチュエイションはないかも。そういう意味ではこの曲は昭和の香りがするね。

この2枚組CDのDISC-2の3曲目に収録
COMPLETE THE CHECKERS ~ALL SINGLES COLLECTION


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