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ハロー・グッバイ [1981年10月~12月]

作詞:喜多條忠 作曲:小泉まさみ 編曲:竜崎孝路 '81年10月15日(木)発売 歌:柏原芳恵
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=35733
私は「ハロー・グッバイ」のオリジナルはずっと讃岐裕子(さぬき・ゆうこ)だと最近まで思っていた。発売は昭和52年3月25日で、オリコン最高位71週、100位以内登場7週、売上1.9万枚。ただし、実際の映像は見たことがない。
ところが先週、この曲を取り上げるにあたり、ウィキペディアで調べたら、最初に歌ったのはアグネス・チャンだという。昭和50年12月10日発売「冬の日の帰り道」のB面だ。昨夜放送の「HEY! HEY! HEY!」(フジテレビ系)でも紹介された。アグネス氏から「この曲に日の目を見せてくれありがとう」と感謝されたという。
大阪府出身の芳恵姉ぇは54年秋、「スター誕生!」(日本テレビ系)に出場、清水由貴子の「お元気ですか」を歌って合格。その後グランドチャンピオンとなり、「柏原よしえ」の名で(17歳の誕生日に「柏原芳恵」に改名)55年6月1日、シングル「No.1」ででデビュー。7枚目の「ハロー・グッバイ」が自身初のトップ10入りとなるオリコン最高位6位、100位以内登場21週、売上38.2万枚という自己最高のヒット。同期デビューの松田聖子、河合奈保子に並ぶアイドルスターとなった。豊かな胸・豊満なボディ・美貌は、河合さんと共に、グラビアやアイドル水泳大会で注目される実績を残した。同期で同郷でもある河合とは「なおなお」「よしよし」と呼び合う間柄で仲が良かった。プロボクシングの亀田三兄弟の父・史郎氏とは小学校の同期で、「当時から美人で大人びていた芳恵ちゃんは男子によくモテた」と述べている。
「ハロー・グッバイ」といえば、イントロと間奏部分の振り付け。豊満なボディに似合わない、かわいらしい振り付けは、今でもたまにこの曲をテレビ番組で歌うことがあっても色褪せることはない。作詞の喜多條忠(きたじょう・まこと)は「神田川」(南こうせつとかぐや姫)でおなじみ。歌い出しは♪紅茶のおいしい喫茶店~だが、この喫茶店はこうせつ氏の実兄が大分市で経営していた店がモデルになっている。
当時の音楽番組、特に公開放送となると、各アイドルには親衛隊がいたが、この曲では♪できることなら~の部分で力の限り叫んでいたのを覚えている。
この曲から始まり、「ザ・トップテン」(日本テレビ系)では19曲、「ザ・ベストテン」(TBS系)では14曲がトップ10内にランキングされた。
現在の皇太子殿下が大のファンで、61年10月19日のリサイタル「おんな飛翔」に来場し、芳恵姉ぇにバラ「プリンセス・サヤコ」を贈っている。芳恵姉ぇはお返しにサイン入り写真集を贈った。

このCDの5曲目に収録

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