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愛しき日々 [1986年10月~12月]

作詞:小椋佳 作曲:堀内孝雄 編曲:川村栄二 '86年10月25日(土)発売 歌:堀内孝雄
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=35525
昨日から昭和56年秋にヒットしていた曲を短期集中的に紹介するつもりだったが、今日で堀内孝雄が還暦を迎えたということに気付いていなかった。よって、今日と明日は堀内氏の曲を紹介する。現在、堀内氏はアリスとして28年ぶりの全国縦断ツアーを展開している。
昭和56年にアリスを解散した後、ソロ歌手としてのセールス面ではアリスとしてのツインヴォーカルの相方、谷村新司に大きく後れをとっていた堀内氏。サウンド面で試行錯誤していた。
昭和60年、「打倒紅白」を前面に打ち出した日本テレビが大晦日に大型時代劇を「NHK紅白歌合戦」の裏で放送することになった。
第1弾ドラマ「忠臣蔵」主題歌に「憧れ遊び」が起用された。作詞は小椋佳。堀内氏はドラマにも畳職人役でワンシーンだけ出演している。
そして61年の第2弾ドラマ「白虎隊」主題歌に「愛しき日々」が起用された。こちらも作詞は小椋氏。
「憧れ遊び」がオリコン最高位53位、100位以内登場12週、売上3.0万枚だったのに対し、「愛しき日々」は同最高位4位、100位以内登場25週、売上21.6万枚を記録。ソロ作品としては96.9万枚を売り上げた53年の「君のひとみは10000ボルト」以来、9年ぶりのTOP10入りとなった。ヒットしていた62年、当時37歳だった堀内氏はこの曲について「青春への決別」と語っている。
「ザ・ベストテン」(TBS系)では最高位3位、ベスト10内に通算7週ランクインした。年末ののヒット曲となった。また62年末の「第29回日本レコード大賞」では作曲賞を受賞。この作品のヒットが大きなターニングポイントとなり、堀内氏はフォークシンガーから歌謡曲・演歌歌手として変化していった。
62年の日テレ年末時代劇第3弾「田原坂」でも「遥かな轍」が主題歌に起用された。そのため「愛しき日々」がヒットしたのに第38回紅白には出場していない。ソロ歌手としての初出場は、「はぐれ刑事純情派」第1弾主題歌「ガキの頃のように」を歌った63年の第39回だ。ちなみに同年の日テレ年末時代劇「五稜郭」主題歌「夢の吹く頃」を担当したのはさだまさし。

このCDの2曲目に収録

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