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悲しみがとまらない [1983年10月~12月]

作詞 康珍化、作曲 林哲司 編曲:角松敏生、林哲司 '83年11月5日(土)発売 歌:杏里
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最近、このブログでは25年前、1983年のヒット曲を先月からいくつか取り上げてきた。「艶姿ナミダ娘」(小泉今日子)、「瞳はダイアモンド/蒼いフォトグラフ」(松田聖子)。そして今日取り上げるのは、今年デビュー30周年を迎えた杏里の「悲しみがとまらない」。
レコードジャケットに書かれているように、正確なタイトル表記は、「I Can't Stop The Loneliness」というサブタイトルがついている。歌い出しはサビからで、このサブタイトルが最初の歌詞だ。オリコン最高位4位、100位以内登場23週、売上42.3万枚。自分の彼氏に一人の女友達を紹介したのだが、彼女から「あの人と別れて」という電話が入り、彼氏を横取りされてしまうというストーリー。
作詞は康珍化、作曲は林哲司。昭和58年といえば、杉山清貴&オメガトライブが「サマー・サスピション」でデビューしたが、解散するまでにリリースした7枚のシングルA面はすべてこの組み合わせで、林氏は編曲も担当している。
「悲しみがとまらない」もサウンドはオメガのようなシティポップス。編曲は林氏ともに、当時まだ知名度が高くなかった角松敏生も加わっている。後に中山美穂の「CATCH ME」、続く「You're My Only SHININ' STAR」を全面プロデュースして一気にメジャーになる前にはこういう曲にかかわっていたのだ。
そういえば、ミポリンの「You're My Only SHININ' STAR」の次の3枚「人魚姫-mermaid-」「Witches」「ROSECOLOR」は康氏の作詞で、続く「Virgin Eyes」は杏里が作曲でシティポップス調に仕上がっている。こういうつながりがあるんだね。
オリジナルの発売からちょうど25年たった11月5日、稲垣潤一が小柳ゆきとのデュエットによるこの曲のカヴァーがシングルとしてリリースされ、新しく生まれ変わった。2週間後の19日には稲垣氏がさまざまな女性歌手とデュエットするカヴァーアルバム「男と女-TWO HEARTS TWO VOICES-」をリリースしたが、「悲しみがとまらない」も2曲目に収録されている。

このCDの1曲目に収録


稲垣&小柳によるデュエット版はこのCDの2曲目に収録

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