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ワインレッドの心 [1983年10月~12月]

作詞:井上陽水 作曲:玉置浩二 編曲:星勝、安全地帯 '83年11月25日(金)発売 歌:安全地帯
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=35528
12月1日に放送された「僕らの音楽」(フジテレビ系)に森山直太朗が出演したが、椿屋四重奏とのセッションで歌ったのが「ワインレッドの心」だったので、久々に安全地帯のCDを聞いてみた。
安全地帯のメンバーは旭川市出身。井上陽水にスカウトされ、バックバンドとしてサポートする。
昭和57年2月25日、シングル「萌黄色のスナップ」でデビュー。この曲のレコードジャケットは北海道の地図だ。ちなみに当時の玉置浩二の髪型は超ロングヘアー。10月25日に「オン・マイ・ウェイ」、58年4月1日に「ラスベガス・タイフーン」。そして11月25日に出世作となる「ワインレッドの心」をリリースした。テレビに出るようになったその頃の玉置さんは短髪になっていたが、今でいう「ヴィジュアル系」のメイクをしていた。髪が真っ白になった48歳の現在とはあまりにも違いすぎる。若い子たちに質問されたら、どう説明してよいのやら。
さて、「ワインレッドの心」の大ヒットの要因となったのが、CMタイアップだ。サントリーに「アカダマパンチ」という赤ワインがあるが、そのCFイメージソングだった。おなじみのサビが日本中の心を震わせた。当時から、ドラムの初心者はこの曲をまずお手本にしていただきたいと思っていたが、玉置さんのワンマンバンドなので他のメンバーのコーラスワークにあまり耳が傾かなかった。でも、今冷静にCDを聴いてみると、サビの♪Woo-♪と歌われるこれがなかなかのものだ。
この曲がヒットチャートを駆け上がっている頃、私の父が負傷によってパン職人を断念せざるを得なくなり、夜逃げ同然で父の実家に居候することになる。中学1年だった私も当然転校した。私の記憶が正しければ、その家に居候先するようになった最初の木曜日(59年2月23日)だったと思う。「ザ・ベストテン」を見ていたら、「ワインレッドの心」がついにベストテンに入った。何位だったかな? 10位が谷村新司の「22才」(1月13日の記事で取り上げた)だったのは覚えている。今では当たり前だが、当時はベストテンにランキングされてから初めてその曲を歌う時、またはベストテン圏外でも注目曲を歌うアーティストが出演する「今週のスポットライト」コーナーで歌う時は、歌詞が字幕スーパーで表示されていた。じっくりと歌詞を見ながら歌を聴いている私。そして玉置さんがミスをした。1コーラス目のサビ前の歌詞♪忘れてしまえば♪をテレビサイズでは歌わない2コーラス目の♪ワインをあけたら♪と間違えたのだ。
3月になると、この曲はついにオリコンチャートで1位になった。71.4万枚の売上を記録。年末の「FNS歌謡祭」でも安全地帯は最優秀歌唱賞を受賞。60年には「悲しみにさよなら」(来年2月21日に取り上げる予定)で同賞を2年連続で受賞した。
首に青筋をたてながら苦しそうに歌う玉置さんを真似した人は多いんじゃないかな。コロッケがよくやっていたね。

このCDの1曲目に収録
I LOVE YOUからはじめよう - 安全地帯BEST -


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