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1987年7月~9月 ブログトップ
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STAR LIGHT [1987年7月~9月]

作詞:飛鳥涼 作曲:チャゲ&飛鳥 編曲:佐藤準 '87年8月19日(水)発売 歌:光GENJI
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=36214
8月13日付のオリコンチャートで初登場1位をマークしたのは、ジャニーズ事務所初の平成生まれメンバーによる期間限定ユニット、Hey!Say!7の「Hey!Say!」で、12.1万枚の売上。平均年齢14.8歳でのシングル1位獲得はの、男性グループの最年少1位の新記録。光GENJIが持つ歴代1位記録の16.1歳を約20年ぶりに塗り替えた。
20年前の8月31日付で初登場1位をマークしたのが光GENJIのデビュー曲「STAR LIGHT」。100位以内には47週チャートイン、売上48.9万枚。ジャニーズジュニア内にもともとあったユニット「光」の2人と「GENJI」の5人が合体した。デビュー時のキャッチコピーは、「超新星から送られたメッセージ。」。
8月19日の発売日の時点で7人の年齢がうまい具合に13歳から19歳まで1歳ずつ分かれていた。デビュー当日、そう、今日と同じ8月の第3水曜日、「夜のヒットスタジオDELUXE」に初出演。ローラースケート姿で歌う姿は衝撃的だった。
2コーラス目が終わった後、サビを繰り返す前に別のメロディーラインがあるのだが、♪胸に住んでる君のこと♪と歌う赤坂晃は当時まだ14歳。まだ声変わりの過程だった。
ちなみに平成元年2月20日に発売された3rdアルバムのタイトルは『Hey!Say!』である。ジャニー喜多川社長はここからユニット名をつけたのかな?
楽曲制作を依頼されたのはチャゲ&飛鳥だが、飛鳥涼は「最初の(シングル)3枚だけは絶対作られてくれ」と意欲を示し、2枚目の「ガラスの十代」、3枚目の「パラダイス銀河」は昭和末期のアイドル歌謡に永遠の輝きを残した。デビュー当時の光GENJIがチャゲアスのコンサートに飛び入り出演したこともあった。飛鳥はその後、8枚目の「荒野のメガロポリス」と9枚目の「Little Birthday」も手掛けた。
昭和63年1月21日発売の1stアルバム『光GENJI』には「ガラスの十代」とともにLpバージョンが収録されていて、それぞれ2コーラス目のAメロには裏メロが加わっている。5曲目に収録の「STAR LIGHT」には1コーラス目が終わった後の長めになった間奏に続き、♪七色の光が 僕に話しかけている 広がるプリズムに そっとからだをあずけた♪という詞だ。
「STAR LIGHT」の前兆とも呼べる曲がチャゲアスの曲にある。同じ昭和62年、5月21日発売のアルバム『Mr.ASIA』の1曲目「Mr.ASIA」のサビ。1コーラス目は♪STAR DUST~だが、2コーラス目が♪STAR LIGHT 駆け抜けて 渦巻くハート・ビート STAR LIGHT 囲まれて いきなりオーバー・ドライヴ We are the Mr.ASIA♪と歌われている。’90年代からのチャゲアスはアジアの各地でもライヴをするようになり、まさに「Mr.ASIA」となるのだが。
フジサンケイグループといえば、20年前の今頃、みなさんおなじみのあの「目玉」がシンボルマークになった。レコード会社も「キャニオンレコード」だったのが、アルバムのカセットを販売していた「ポニー」と一緒になり、「ポニーキャニオン」となって現在に至る。
当時同グループが後援していたミュージカル「スターライト・エクスプレス」のイメージソングだったのが「STAR LIGHT」。このミュージカルのオーディションに合格し、新幹線役で出演したのが、かつてはジャニーズ事務所所属の歌手で、大きなヒット曲には恵まれなかったが、ブロマイドの売上が男性部門第1位になるほどの人気を誇った川﨑麻世。

この2枚組CDのDISC-1の3曲目に収録


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北の旅人 [1987年7月~9月]

作詞:山口洋子 作曲:弦哲也 編曲:前田俊明 '87年8月10日(月)発売 歌:石原裕次郎
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=32293
今日7月17日で、石原裕次郎が52歳という若さでこの世を去って20年になった。
日活映画全盛時、裕次郎氏は数多くの映画主題歌をヒットさせたが、多くは演歌のテイストを含んでいた。
死の24日後リリースされた「北の旅人」も正統派演歌。8月24日付のオリコンチャートで初登場1位を記録。それだけに裕次郎氏の死は衝撃だった。100位以内には27週チャートイン、売上は21.9万枚。
作詞は作曲家・平尾昌晃とのコンビでデビュー当時の五木ひろしに数多くの曲を提供した山口洋子。作曲は今なおヒットメーカーとして活躍する銚子市出身だけど帝京高校OBの弦哲也。ペンネームの苗字が“弦”なものだから、彼の作る曲はギターをフィーチャーしているものがほとんどで、「北の旅人」でもイントロはギターソロだ。
曲は北海道を旅するさすらい人の心情をつづった内容になっている。2コーラス目の♪どこへ去ったか 細い影♪の「去ったか」は“いったか”と読む。
「太陽にほえろ!」を境にテレビに進出するようになってからも裕次郎氏は歌手活動をコンスタントに行ったが、いざテレビで歌うことは大変苦手としており、出演回数も少ない。でも一度だけコンサートツアーを行った。
6月2日、テレビ等で親しまれた“ハネケン”こと作曲家の羽田健太郎氏が亡くなった。若い人は「渡る世間は鬼ばかり」の音楽担当というイメージが強いと思うけど、私はやはりハネケンが手がけた「西部警察」のPARTⅡ&Ⅲのオープニングテーマがすっごく好きだった。このテーマとともキャストが紹介される。渡哲也演じる大門部長刑事が銃弾を放つシーンから始まり、最後は裕次郎氏演じる小暮捜査課長が日産ガゼールのオープンカーに飛び乗るシーン。これがすっごくカッコイイの! で、最後は180cm超の身長を誇る2人が並んで歩いている。
今では映画でしか考えられない、テレビドラマとしては常識を超えた爆破シーンの連続。全国縦断ロケは見学者を熱狂の渦に巻き込んだ。「西部警察」シリーズは今でも最高の刑事ドラマだと思っている。

この2枚組CDのDISC-1の6曲目に収録


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君だけに [1987年7月~9月]

作詞:康珍化 作曲:筒美京平 編曲:馬飼野康二 '87年6月24日(水)発売 歌:少年隊
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=36885
“「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日”という短歌が収録された俵万智の初歌集「サラダ記念日」が大ベストセラーとなったのが20年前。
その20年前、昭和62年7月6日付のオリコンチャートで初登場1位を獲得したのは「君だけに」。少年隊の代表作と呼べる一曲で、私はこの曲がジャニーズ史上最高のバラードだと今でも思っている。B面は「ミッドナイト・ロンリー・ビーチサイド・バンド」という、夏のリゾート地で聴くにはピッタリのナンバーだ。
少年隊といえば、通常左から植草克秀、錦織一清、東山紀之という並び順だ。三人が互いを向き合い、指を鳴らすのが「君だけに」のイントロ。4小節の前奏の間に、左からニッキ、カッちゃん、ヒガシの並び順になる。カッちゃん、ヒガシ、ニッキという順番でソロパートが続く。今までの少年隊にはなかったバラード作品。「バラードは踊らない」という概念が覆った瞬間だ。
最後の歌詞の部分はマイクスタンドを持ち、片ひざをつきながら歌う。歌い終わった後の三人の動きが最高にカッコイイ! 再び指を鳴らして曲は終わる。
昭和62年といえばシングルレコードの売上が最も低迷していた時代。100位以内に21週チャートインした「君だけに」の売上は28.8万枚で、昭和62年度オリコン年間10位。
22年目を迎える少年隊主演ミュージカル「少年隊PLAYZONE2007」が7月9日に初日を迎える。このミュージカルでカッちゃんの息子、植草裕太くんがデビューする。

このCDの6曲目に収録


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あじさいのうた [1987年7月~9月]

作詞・作曲:原由子 編曲:桑田佳祐、藤井丈司 '87年8月21日(金)発売 歌:原由子
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=36784
こちら関東地方はそろそろ梅雨に入る頃だが、今月は時々「“雨”シリーズ」ということで雨を連想させる曲を何曲か取り上げる。
今日のJ-WAVE「GOOD MORNING TOKYO」8時台の最初のオンエア曲が原由子の「あじさいのうた」だったので、今日はこれを取り上げる。
3年9ヵ月ぶりとなる6枚目のシングル。といっても発売したのが夏の終わり頃なんだけど。オリコン最高位22位、100位以内登場13週、4.8万枚の売上。この頃のサザンオールスターズは、原氏が第一子を妊娠したことで参加しなかった昭和60年夏のコンサートツアー終了後からの活動停止状態が続いていて、原氏が第二子を出産した63年から活動を再開した。
4年後の梅雨、平成3年6月1日発売の2枚組アルバム『MOTHER』にはDISC-2の3曲目に収録されている。このアルバムは61.5万枚の大ヒット。
♪(タータララタッタ タタータータ ター)×4、(ターターターターターララーターター)×4♪とイントロで奏でられる原氏のキーボードの音は硬質だ。
街角で立ち止まり、雨音を聞いているときに流れてきた不思議なメロディーが昔の恋を思い出させる。雨に濡れた舗道に彼の面影を見て、また会える日を待っているという内容。
曲はフェイドアウトで終わるのだが、Aメロで奏でられるリコーダーの多重録音のような音が微笑ましい。

この2枚組CDのDISC-2の3曲目に収録


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