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風雪ながれ旅 [1980年7月~9月]

作詞:星野哲郎 作曲:船村徹 編曲:丸山雅仁 '80年9月15日(月)発売 歌:北島三郎
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=31860
さて、2010年も終わりに近づいたが、今年で61回目を迎えたNHK紅白歌合戦で歌われる曲を紹介する。
今年11月15日に85歳で亡くなった作詞家・星野哲郎を偲び、北島三郎は「風雪ながれ旅」を歌う。この曲を紅白で歌うのは発表年の'80年(第31回)、'81年(第32回)、'96年(第47回)、2003年(第54回)、'05(第56回)に続き、これで6回目となる。
第1回古賀政男記念音楽大賞受賞曲。オリコン最高位28位、100位以内登場37週、売上16.4万枚。作曲した船村徹はこの曲や「兄弟船」(鳥羽一郎のデビュー曲)など、数え切れない作品で星野氏とコンビを組んだ。
津軽三味線奏者の高橋竹山の生涯を元にした作品。この楽器で奏でられるイントロからドラマティックな展開を想像させる。3コーラス目まであるが、それぞれ最後の歌詞が「津軽 八戸 大湊」「小樽 函館 苫小牧」「留萌 滝川 稚内」となっており、青森県から津軽海峡を越えて北海道に入り、日本最北の地まで旅をする構成になっている。
当初は村田英雄(2002年に死去)が歌うのを想定して制作されたが、「私は三味線で世に出た人間、浪曲出身だが、こちらは津軽三味線(が題材)だから」と難色を示し、北島氏にお鉢が回った。なお、後年アルバム用に村田氏も録音している。
この曲を紅白で歌うときは、なんといっても無数の紙吹雪が思い出される。特に大トリを務めた'81年の時は伝説となっており、歌っている最中に北島氏の口の中に入ったり張り付いたり大変だった。

この2枚組CDのDISC-1の16曲目に収録

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