SSブログ

ウエディング・ベル [1981年10月~12月]

作詞・作曲:古田喜昭 編曲:平野融 '81年11月21日(土)発売 歌:シュガー
http://www.utamap.com/showtop.php?surl=37840
今日紹介するのはシュガーの「ウエディンング・ベル」。最近はPUFFYがカヴァーし、フジテレビ系ドラマ「婚カツ!」主題歌として注目されている。目下、「うたまっぷ」で人気歌詞ランキング第1位だ。
オリジナルを歌っていたのは女性3人組ヴォーカルグルプ「シュガー」。昭和56年11月21日に発売。57年序盤のヒットチャートを代表する作品となった。オリコン最高位2位、100以内登場20週、売上48.5万枚。この曲を引っ下げ、第33回NHK紅白歌合戦に出場した。
昔の彼氏から教会での結婚式に招待された女性の心情を写実的に描いている。作詞・作曲の古田喜昭は当時、ポップスだけでなくアニメの主題歌をよく手掛けていた。「パーマン」のエンディングテーマ「パーマンはそこにいる」は、作曲だけでなく自ら歌っていた。
イントロはない。まるでほんとに教会で聞いているかのような美しいハーモニーが衝撃だ。3コーラス目まであり、コーラスごとに前半はメインとコーラスのヴォーカルの掛け合い。後半はオーソドックスなのだが、各コーラスごとの最後に歌われる「くたばっちまえ、アーメン」という悪態をつく歌詞が大きな話題を呼んだ。最後はウエディング・ベルが打ち鳴らされてフェイド・アウトする。
シュガーはミキこと笠松美樹(メインヴォーカル&キーボード)、クミこと長沢久美子(今年から「長澤久美子」と表記、ヴォーカル&ギター)、モーリこと毛利公子(ヴォーカル&ベース)。クミとモーリが高校時に出会い、「かりんとう」というバンドを結成。第14回ヤマハポピュラーソングコンテストにも出場。 その後ミキが合流し、「シュガー」となる。
ビッグヒットと呼べるのは「ウエディング・ベル」だけで、2ndシングル「アバンチュールはルックスしだい」は9.3万枚売れたが、どういう曲だったかまったく覚えていないし、10.2万枚売れた7thシングル「サーカス・ゲーム」は今でもメロディーを覚えている。
シュガーは61年に解散。毛利さんは平成2年、出産中の病気のため29歳の若さで死亡した。長澤さんは昨年から「Bring」という企画・デザイン会社を設立し、代表を務めている。

このCDの1曲目に収録

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

Diamonds-ダイアモンド-風のマドリガル ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。