50/50 [1987年7月~9月]
作詞:田口俊 作曲:小室哲哉 編曲:船山基紀 '87年7月7日(火)発売 歌:中山美穂
今日も1987年、第2回世界陸上が行われていた頃のヒット曲を紹介する。
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中山美穂10枚目のオリジナルシングル「50/50」。読み方は「フィフティー・フィフティー」。「「C」」でデビューしてからこの曲までの美穂ちゃんは声が初々しかった。オリコン最高位は前作の「派手!!!」に引き続いて2位。100位以内登場15週、売上21.1万枚。
同時期に南野陽子の「パンドラの恋人」がヒットしていたが、作詞はこの曲と同じ田口俊。作曲はこの年、自身がリーダーを努める「TM NETWORK」がブレイクした小室哲哉。前年にはやはり美穂ちゃんに「JINGI・愛してもらいます」を提供している。
小室さんが編曲したわけではないので、曲を聴いてみる限りでは彼のカラーは感じられない。ブレイク前からアイドルを中心に曲を提供していたが、この頃、まさか’90年代に一時代を築くなんて誰が想像しただろうか。
美穂ちゃんはデビュー作となったドラマ「毎度おさわがせします」のイメージを引きずったまま歌手デビューし、年齢の割には大人っぽい顔をしているので“ツッパリ”のイメージで見られていた。しかしキャリアを重ねていくごとにそのイメージは消えていき、今で言うJ-POPのテイストを歌えるシンガーに成長していったことを「50/50」を聴いて実感した。
このCDの10曲目に収録
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