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ウェディングドレス [1987年7月~9月]

作詞:秋元康 作曲:高橋研 編曲:佐藤準 '87年8月21日(金)発売 歌:おニャン子クラブ
http://www.uta-net.com/user/phplib/view_0.php?ID=46557
昭和62年8月31日は「夕やけニャンニャン」最終回の日だった。同日付のオリコンチャートで1位に初登場したのは、先日このブログでも紹介した光GENJIのデビュー曲「STAR LIGHT」だった。
一方、2位に初登場したのが、「セーラー服を脱がさないで」でデビューしたおニャン子クラブの9枚目、ラストシングルとなる「ウェディングドレス」。3枚目の「じゃあね」以降初登場1位をマークし続けてきたが、売上枚数は徐々に下がっていった。
8枚目の「かたつむりサンバ」リリース前に解散を発表。この曲の売上は7.2万枚とついに10万枚を割った。そしてラストシングルとなった「ウェディングドレス」は1位になれず。週間推定売上枚数(単位10枚)は4万2490枚で、6万5530枚の「STAR LIGHT」とは大きく差が開いた。アイドル界の新旧交代を告げるチャートだったと言える。最終的な売上は9.0万枚、100位以内登場7週。
2コーラス目のAメロの歌詞がいいね。今はあまり見なくなったけど、結婚式を終えたカップルが「新しい世界へ旅立っていく」という意味でオープンカーの後部に空き缶をいっぱいつけてガラガラさせながら式場を後にするシーンだよ。
「STAR LIGHT」と「ウェディングドレス」。皮肉にも両曲は編曲が佐藤準、レコード会社は「キャニオンレコード」から商号変更したばかりの「ポニーキャニオン」だった。
編曲の佐藤氏は前年、チャゲ&飛鳥のキャニオン移籍第1弾「モーニングムーン」と第4弾の「指環が泣いた」を担当。キャニオンといえばやはり前年、とんねるずが移籍してきており、当時一番勢いがあるレコード会社だったといえる。
おニャン子クラブは9月20日、代々木第一体育館でファイナルコンサートを行い、正式に解散した。「セーラー服を脱がさないで」でデビューしてからたった2年ちょっとの間に各メディアへ起こした旋風は、その後デビューする女性アイドルグループの大きなビジネスモデルとなった。今活躍している「AKB48(エーケービーフォーティエイト)」は「会いに行けるアイドル」をキャッチフレーズに、おニャン子クラブ同様やはり秋元康が仕掛けたグループだ。AKB48は毎日何人かのメンバーが秋葉原の同グループ専用シアターでライヴをしている。おニャン子クラブとの共通点は「クラスの隣の女の子がある日突然、ステージに立っている」という“普通の女の子”感覚をファンが抱けることだろう。

このCDの9曲目に収録


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