古都逍遥 [1994年4月~6月]
思い出の曲「古都逍遥」
作詞:たかたかし 作曲:弦哲也 編曲:桜庭伸幸 '94年4月19日(火)発売 歌:都はるみ
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今日で都はるみが60歳になったということで、どの曲を紹介しようかと思ったが、初めてコンサートを見た3日前に発売されたシングル「古都逍遥」を紹介する。オリコン最高位88位、100位以内登場2週、売上0.7万枚。わからない方のために補足しておくが、「逍遥」は“しょうよう”と読む。
はるみ氏の故郷・京都を描いた曲といえば、平成2年に歌手復帰を果たしたときの第一作シングルで、「小樽運河」との両A面扱いになった「千年の古都」という曲があるが、「古都逍遥」の存在を久しく忘れていた。「逍遥」とは気ままにぶらぶら歩くこと。別の表現では「そぞろ歩き」とも言う。
演歌シングルの歌詞カードには楽譜付きのものがあるが、c/wの「紅い花」とともに歌唱部分はしっかり掲載されている。
リズムが8分の6拍子である「古都逍遥」の歌詞は1コーラス単位では6行だが、全体としては5分42秒の大作だ。3コーラス共通して最後の行は♪逢いたい逢いたい 今の君に逢いたい♪と歌われているが、3コーラス目はもう1回これを歌う。
1コーラス目は春の嵐山、2コーラス目は夏の名物である祇園祭と大文字焼きの様子を、3コーラス目は昔の恋人への思いを終始歌い上げている。
「紅い花」は作詞・作曲が「古都逍遥」と同じで、編曲は南郷達也。雨の日も晴れの日も、どこまでもあなたについてゆきますと歌われている。
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